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仏壇の処分方法と費用|閉眼供養・引き取りの進め方

公開日:2026年6月29日カテゴリ:実家の片付け監修:田中駿一(遺品整理士)
仏壇の処分方法と費用|閉眼供養・引き取りの進め方
結論:仏壇の処分は「閉眼供養 → 引き取り・処分」の順で進めると安心です

実家じまいで仏壇を手放すときは、いきなり処分するのではなく、まず菩提寺や僧侶に閉眼供養(魂抜き)をお願いしてから、仏具店や専門業者に引き取りを依頼するのが一般的です。位牌やご本尊の扱いも含めて、家族や宗派の考え方を確認しながら進めましょう。

実家を片付けたり手放したりするとき、多くの方が悩むのが仏壇の処分です。「勝手に捨ててよいのか」「どこに頼めばいいのか」と、手が止まりがちな品でもあります。

この記事では、実家じまいでの仏壇の処分方法を、閉眼供養の進め方・引き取りの依頼先・費用の目安・位牌や仏具の扱いの順に中立の立場で整理します。

仏壇は、ご先祖や故人とつながる大切な場所です。だからこそ、処分には作法と気持ちの整理が伴います。急がず、家族で話し合いながら進めて構いません。費用や作法は宗派・地域・寺院によって異なるため、最終的には菩提寺や仏具店にご確認ください。

仏壇を処分するまでの流れ

仏壇の処分は、次の順番で進めると安心です。

  1. 家族・親族で相談引き継ぐ人がいないか、宗派の考え方はどうかを確認します。
  2. 菩提寺・僧侶に相談閉眼供養をお願いし、位牌やご本尊の扱いも相談します。
  3. 閉眼供養を行う仏壇から魂を抜く供養をしてもらいます。
  4. 引き取り先を決める仏具店・専門業者・寺院などに引き取り・処分を依頼します。
  5. 引き取り・処分運び出して処分します。位牌は別に祀る・お焚き上げなどを選びます。
ポイント:仏壇は片付け全体の中でも判断が重い品です。家全体の片付けの進め方は生前整理の進め方実家の片付けカテゴリを参考にしてください。

閉眼供養(魂抜き)とは

閉眼供養(へいげんくよう)は、「魂抜き」「お性根抜き」とも呼ばれ、仏壇やご本尊・位牌に宿るとされる魂を抜き、ただの物に戻すための供養です。これを行ってから処分するのが一般的な作法とされています。

多くは菩提寺の僧侶にお願いしますが、菩提寺がない場合は仏具店や僧侶手配のサービスを通じて依頼することもできます。宗派や地域で考え方が異なるため、まずは相談してみましょう。

仏壇の処分にかかる費用の目安

仏壇の処分には、供養のお布施と、引き取り・処分の費用がかかります。下表は一般的な目安で、宗派・寺院・仏壇の大きさで変わります。

仏壇の処分にかかる費用の目安(2026年時点の目安・要確認)
項目内容費用の目安
閉眼供養のお布施僧侶へのお礼1万〜5万円程度要確認
仏壇の引き取り・処分仏具店・専門業者など1万〜8万円程度要確認
位牌のお焚き上げ等必要に応じて数千〜数万円程度要確認

‹上記は2026年時点の一般的な目安です。お布施は地域・宗派・寺院との関係で大きく異なります。具体的な金額は菩提寺・仏具店にご確認ください。›

不用品回収とまとめて引き取れる業者もありますが、供養を省いてよいかは家族・宗派の考え方で判断します。費用全体は実家片付けの費用相場もあわせて参考になります。

位牌・仏具・ご本尊の扱い

仏壇本体だけでなく、位牌・ご本尊・仏具の扱いも一緒に考える必要があります。位牌は、引き継いで別に祀る、お焚き上げをする、といった選択があります。ご本尊や掛軸も、寺院や仏具店に相談して扱いを決めます。

写真や思い出の品と同じく、急いで手放すと後悔することもあります。残すか手放すか迷う物は保留にし、家族で話し合いましょう。片付け全体での思い出の品の扱いは生前整理の進め方でも触れています。仏壇の処分は、気持ちの区切りでもあります。自分たちのペースで、納得して進めて大丈夫です。

仏壇じまいと墓じまいの関係

仏壇の処分を考えると、あわせて気になるのがお墓のことです。仏壇を手放す「仏壇じまい」と、お墓を撤去・改葬する「墓じまい」は別の手続きですが、実家じまいの一環として同じ時期に検討されることがよくあります。

どちらも、ご先祖や故人を敬う気持ちを大切にしながら、無理のない形に整える取り組みです。仏壇じまいは菩提寺や仏具店に、墓じまいは霊園・寺院や石材店に相談することになります。両方を考える場合は、まず菩提寺に現状と今後の希望を伝え、順番や費用の見通しを相談すると整理しやすくなります。墓じまいは手続きや費用が別途かかるため、ここでは詳しく触れませんが、専門の窓口で確認してください。仏壇・お墓の整理も、家やモノの片付けと同じく、家族で話し合いながら自分たちのペースで進めて大丈夫です。家全体の進め方は実家の片付けカテゴリを参考にしてください。

仏壇の処分に「申し訳ない」という気持ちを抱く方は少なくありません。けれど、住む人がいなくなった家で仏壇を守り続けるのが難しいなら、きちんと供養して手放すことは、けっして不義理ではありません。大切なのは、形を残すことより、ご先祖や故人を敬う気持ちを持ち続けることです。位牌を引き継いで小さく祀る、写真で思い出を残すなど、自分たちに合った形を選べば十分です。迷うときは菩提寺に正直に事情を伝え、相談しながら進めましょう。

仏壇の処分、どう進めるか相談したい

供養や引き取りの進め方、片付けとまとめた依頼を中立の立場で無料相談できます。

無料相談・見積もり(フォーム) 作法は宗派・寺院にご確認ください。2営業日以内にご返信します。
仏壇は勝手に処分してもいいですか?
作法としては、まず菩提寺や僧侶に閉眼供養(魂抜き)をお願いしてから処分するのが一般的です。家族や宗派の考え方を確認し、位牌やご本尊の扱いもあわせて相談しましょう。
仏壇の処分費用はいくらですか?
閉眼供養のお布施が1万〜5万円程度、仏壇の引き取り・処分が1万〜8万円程度が一般的な目安です。お布施や金額は宗派・地域・仏壇の大きさで変わるため要確認です。
閉眼供養は必ず必要ですか?
宗派や家族の考え方によります。一般的には処分前に行う作法とされていますが、判断に迷う場合は菩提寺や仏具店に相談しましょう。菩提寺がない場合は僧侶手配のサービスもあります。
位牌はどうすればいいですか?
引き継いで別に祀る、お焚き上げをする、などの選択があります。急いで手放すと後悔することもあるため、迷う場合は保留にし、家族で話し合って決めるのがおすすめです。

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